2014年5月8日木曜日

結婚式クラフトワーク3

3. リングピロー
友禅風の千代紙で六角形の箱を作り、そこに指輪を納めることにした。このアイディアを夫に語ったところ、「それはいいね!」と反応が良かったので、「もしかして折り紙好き?」と訊いたら「好き。」とのことだったので、千代紙の箱作りは彼に任せることにした。
で、その箱にちょうど収まるような、白のサテン地で綿をくるんだピローを作り、中央に赤い江戸紐で作った「几帳結び」をパールビーズで縫い止める。指輪は几帳結びの左右の輪っかに通す。
The 和テイスト!

ついでに余った千代紙を先述の席札に流用することで、席次表・席札・リングピローのデザインが統一できて良い感じ。

4. なれそめムービー
自作が大変だし、かといって外注すると何万もかかるし、おまけにこっぱずかしいムービー作製に、夫はあまり積極的ではなかったようだ。
でも私は友人や妹のプロフィールムービーに感銘を受け、iMovie での動画製作を楽しみにしていたので、「大丈夫だから!私が作るから!」と主張。
というわけで夫分の写真・コメントとBGMを受け取り、自分パートと二人パートも合わせてシコシコ作った。友人や妹からもらった彼女らの作品も穴が空くほど見て、”iMovie プロフィールムービー”でyoutubeサーフィンして、いろいろ参考にしつつ完成。結構大変だったけど、我ながら改心の出来。
8拍で写真を切り替えることにこだわったので、一部コメントが読み終えづらいのが難かも。

私は常々自分をブサイクだと思っているのだが、なれそめムービーを作る過程で嫌という程自分の写真を見るうちに、なんだか自分の顔面がゲシュタルト崩壊して、「そういう顔の人」として認識するようになった。

以上、自慢終わり。

結婚式クラフトワーク2

2. ウェルカムグッズ
・ウェルカム行灯


和装婚であることと、挙式が夜なので光を使いたいということで、いわゆる「ウェルカムボード」を行灯に置き換えてみた。手作り行灯キットをネットで購入し組み立て、和紙は付属のものではなく席次表のものを流用。4面のうち1面には「○○家 ××家 御婚礼会場」と江戸勘亭流で印字した和紙を使用。
行灯はほぼ全て夫が作った。休日午後、一心不乱に紙を折っている(席次表)私を尻目に、日曜大工に没頭する夫。楽しい。

・ウェルカムベア
ウェルカムベアの手作りキットは3000円くらいで出ているのだが、私のこだわりはそれらに頼らないこと。
テディベアは中学生の頃よく作ったので昔取った杵柄でいけるはず、と型紙作りから挑戦。しかしボアというの?ファー?そういう毛の生えた生地をちゃんと扱うのは初めてなので、意外と手こずった。あと組み立てるのにジョイントを使ったのも初めてで、勝手が違っていて思ったような出来にならなかった。
まあいい。それも素人の味というものだろう。 新婦熊の首がもげやすいのもご愛嬌。


白くてモコモコの毛並みなのだが、足裏だけ黒なのがポイント。これは夫が着古して破けてしまったコートの生地。成人式の時に買って、10年愛用してきたコートだそうなので、捨てる前にダメージの少ない部分を切り取って使わせてもらった。 そこに式の日付と名前の書かれたバッジを作って付けたのだが、服を着せたら座れなくなってしまったので、結局当日は誰にも見てもらえなかった……下手に触ると新婦熊の首が飛ぶし……。

ドールアイは青い虹彩のものを使ってサムシングブルーを演出。といっても青いアイは売ってなかったので、透明のアイの裏に青いマニキュアを塗って代用。ラメも入っていい感じ。


羽織袴と白無垢もお手製。和服型紙はネットを参考に仮縫いを繰り返して調整した。
特に袴は自信作。ひだの構造や十字結びなど頑張った。羽織は紋を付けるに至らなかったのが心残り。
白無垢の方は羽織袴に比べると作る過程も見た目も簡素だったが、帯締めと髪飾りを付加したら華やかになったので満足。
新婦熊は顔の非対称っぷりが酷かったのだが、髪飾りを付けることによってある程度ごまかせた。

結婚式クラフトワーク1

Twitter FB でさんざんアピールしましたが、結婚しました。
今後ともよろしくお願いいたします。

結婚式が終わったので、結婚に際して手作りしたアレコレをここで自慢しようと思います。

1. 席次表、席札





親族のみ、列席者は20人に満たないということで、最初は席次表そのものが要らないんじゃないかという話だったが、やはり両家親族は初対面だし、「新郎の斜め向かいに座っている人は誰だろう」なんて思ったりもするだろうから結局作ることに。
ついでに式次第やメニューも席次表に記載。どうせ持ち帰ったらゴミになるしな!配布物は少ないに越したことはない。エコだエコ。

研究発表で培ったイラレ技術でそれっぽく作った。やっぱイラレはいいね。素人でも既製品のような仕上がりになる。
梅はネットで拾った無料素材だが、松は地味に自分で描いた。

もし研究職でなかったら、そもそも私はPCに滅法弱いので、Wordとかで無理矢理作ろうとして半泣きになっていただろう。結局外注することになったかもしれない。イラレ超高いしな。この仕事じゃなかったらソフトの存在すら知らなかっただろう

で、それらをB5の和紙に印刷し、三つ折りにして中身は完成。和紙にしたのは衣装が羽織袴&白無垢だから、和風にしたかったので。

中はできたので次は外。
A4サイズの黒い紙と赤い紙を重ねて三つ折りにし、中身を挟んで完成。外側を黒、内側を赤にして、微妙に内側の赤がチラ見えするよう三つ折りの幅を調節。この黒・赤の紙には超こだわった。新宿の世界堂で真剣に物色した。結局黒は布地を模した紙、赤はレザック紙にした。

会場装花等のテーマカラーを赤にしたので、黒地に赤の差し色が入った席次表は映えるかなー、と思って。で、三つ折り開いたら裏地が真っ赤!みたいな。


で余った黒紙と、中身に使った和紙と、リングピロー(後述)で余った千代紙で席札も作った。

紙と金の節約と共に、席次表・席札・リングピローのテイストを合わせるというアイディア!

ちなみに写真に見切れてるのはリングピロー作成中の夫。